雨の日はランニング、

「還暦過ぎてもまだまだ走るよ」と青豆おばさんは言っています。

【レポ】東京マラソン2019《ボランティア》参戦記

f:id:miumiu3432:20190304102409j:image

東京マラソン参加の皆さん、先日はレースお疲れ様でした。

当日の東京は雨。気温は最高6.8度、最低4.4度。前日の最高気温が14.7度だったから、なんと8度も低かったんですね。雨は終日止まず、気温も上がらずという悪天候でした。

完走率が94.3%と昨年を2ポイント下回ったのも、雨や寒さが原因と言われています。

 

さて、青豆の初ボランティア活動はどうだったのでしょう?

あいにくの雨降りでポンチョを被りっぱなし。目印の三つ編み頭を隠してしまって、ランナーの皆さんに見つけてもらえなかったのが心残りです。

f:id:miumiu3432:20190304102628j:image

@one tokyo(スタートシーン)

↑終日こんな(手前がボランティアメンバー)ほう被り状態でした。これではわかりませんよね。

東京マラソンはランナー3万5千人に対し、ボランティアが約1万人という大所帯。毎年抽選で選ばれます。役割やブロックによって内容は異なります。例えばスタート〜10kmブロック担当だと早朝から午前中で終了。ゴール近くにボランティア専用の特設応援スペースが設けられていることから、前半区間にエントリーが殺到するようです。(午後から応援にまわれるので)

f:id:miumiu3432:20190304102345j:image

@aomame(ランナーが通過する前の朝の40km地点)

日比谷・丸の内(最終)ブロックでのボランティアメンバーは、朝8時50分集合、打ち合わせや準備を済ませて、9時半には定位置につきました。日本陸連の審判員の方々と協力しながら、コース管理を行います。区間メンバー10名のうち1名が欠席。一人でも欠けるとローテーションに響きます。

手足も凍える寒さの中、車椅子ランナーが最初に通過する10時過ぎ〜最終ランナーが通過する16時過ぎまで、片時も気を抜けない緊張の1日でした。

 

f:id:miumiu3432:20190304102409j:image

@aomame(40km地点の地下鉄日比谷駅)

東京マラソンで雨降りは初めてだったそうです。ボランティアで注意することなど、今後のためにメモを残しておきます。*(追記訂正:2007年の第一回大会も冷たい雨降りだったそうです。)

 

装備について
  • 支給ポンチョは防水加工ではないので、下にレインコートや合羽を着る必要あり。(この日はそれでも内部にしみてきて寒かった)
  • 支給の軍手はたちまちびしょ濡れになります。ビニール製手袋を上から装着すること。あるいは最初からビニール製手袋を使用。
  • 雨の日は長靴が常識。(給水担当は雨天以外でも長靴が必須)
  • リュックなど手荷物はポンチョの中に背負う。置き場所はない。立ち仕事なのでなるべく軽量化すること。
  • ホカロン必携。後半、沿道で応援していたボランティアの方が「余ったから使ってください」とホカロンをくださった。感涙。(そのくらい寒かった) 

f:id:miumiu3432:20190304102452j:image

@one tokyo(防寒が必須でした) 

任務について
  • コース管理メンバーは区間中2〜3メートル間隔で配置される。対向車線の30km付近と40km付近に分かれてローテーションを組むらしかったが、レースが始まるとその余裕すらなく、最初から最後までほぼ定位置でのコース管理だった。
  • 応援する人たちが歩道からコース上に身を乗り出さないよう注意喚起するのが主な任務。傘がランナーの邪魔をするのに気をつけたり、路上のゴミを拾ったり、道案内をしたり。
  • トイレ休憩が短い。トイレは地下鉄日比谷駅近く。雨を避けられるのはよかったが少々遠かった。
  • 昼休憩が困難。これは覚悟していた。担当した最終ブロックはサブ3ランナー通過の12時前後からサブ5ランナー通過の14時頃まで、ランナー、応援ともにピークを迎える。したがって、持ち場を離れられない。ピーク時にはリーダーも余裕を失っている場合が多いので、自ら「休憩したい」と申告する必要あり。
  • メンバー同士の横のつながりが皆無に近い。基本的に単独行動ゆえ、メンバー同士が口をきく機会がほとんどない。孤独に耐える心が必要。
  • 禁止事項が多い。ボランティアは基本、写真撮影、応援禁止。そもそもコース上に立っているだけで目立つので、スマホをいじる度胸がない。(知り合いが何人か走りましたが、応援ナビをチェックする余裕すらなく、ほとんど見つけられませんでした。)

f:id:miumiu3432:20190304102507j:image 

@one tokyo(雨に濡れながら、それでも笑顔!)

 

[付録]40km地点の定点観測ドキュメント

トップランナーを間近に見られる醍醐味

トップのレゲセ選手が目の前を通過したのが11時過ぎ。独走でした。対向車線の30km地点を通過する際、大迫選手の姿はすでにありませんでした。まさかの棄権でしたね。40km地点を元気よく通過したのが3代目「山の神」神野選手でした。日テレのカメラ車が猛スピードで並走していました。

女子トップのルティア選手が通過したのは、トップから約20分後。男子、速い。女子エチオピア選手の面々、「ほっそ」と思わず口にしたほど華奢で小柄でした。無駄なものが一切ない。かっこいい。

 

ど迫力のサブ3軍団

12時頃、ドドドーっと地響きがしたかと思うと、一陣の疾風のごとく100人くらいの集団が通過しました。中心にサブ3ペースメーカー。その迫力に鳥肌が立ちました。すごいなあ。サブ3の人たちってこんな風に走っているんですね。40km過ぎても衰えぬ脚力に感動。かっこいい。

 

執念を感じるサブ4軍団の粘り

その約1時間後、サブ3軍団よりやや規模が小さい数十名単位のサブ4軍団が通過。これも迫力ありました。必死にペースメーカーに食らいつくランナー。集団からこぼれていくランナー。規模が小さいのではなく、もはやばらけていたみたいです。40km地点ならではの風景がそこにありました。かっこいい。いつか青豆もあそこに...

 

f:id:miumiu3432:20190304102439j:image

@aomame(最後の力をふり絞るランナーたち)

こうして、おかげさまでトラブルもハプニングもなく、無事安全に終了しました。

これまでに東京マラソンを3回(2014年、2017年、2018年)走らせていただいた青豆、今回初ボランティアを体験し、あらためて東京マラソンのすごさを実感しました。

何がすごいって、こんなに大規模なのに「安全」「安心」がベースに確保されてあるのがすごい。計算されつくした体系やシステム分析の成果だと思いますが、「ランナーも応援もボランティアも一体となって」という土台や基盤がここまで完璧に構築された大会は世界的にも珍しいのではないでしょうか。

それを今回、青豆はボランティア募集の一面に垣間見ました。募集からエントリー、大会までの指南に至るまで、とにかく無駄がない。特に厄介な審査もなく、志願者を信頼する姿勢を徹底して貫いています。え?これでいいの?という感じ。

実際、ボランティアに参加する人たちは意識が高い人ばかり。責任感も使命感も持っています。その上に成り立った「安全」「安心」なんですね。本当にすごいです。

1年前にずっこけた東京マラソン、その日から「来年はボランティアをやろう」と心決めていました。自分なりに不十分な点に気づけたし、来年も志願しようかな。いやでもやっぱり、また走りたいというのが正直なところかな。